高校の文化祭を見てきた。
演武、初回のはアチャーっていう感じだったけど、2回目はいくらか改善されてた。うちらも回を重ねるうちに上手くなってたしねー。
本格的な稽古は定期戦後からで、まだ3ヶ月強に過ぎないことを考えれば下手なのは仕方ない、それにうちらの頃は9月上旬だったからもっと練習期間があったし、夏休み明けで忘れた直後だからこれまた仕方ない…と思いつつも、うーん…。殺気が足りない。っていうか3教が雑。いやまぁ他もなんだけど。幹部(2年生)も15ヵ月だと考えたら、まぁあんなもん…か?うーん…。
あと、校内を回って他の催しも見る。援団は長髪だから、パッと見だと女子でも変わらん。声がちょっと高いか。
今年のフロントラインを貰おうかなぁと思って探したんだけど見つからず。共学化して作風から自殺衝動が消えてたら嫌だなぁと思ったら、もしかして、そもそも文藝部自体が消えてたってオチ?
文化祭だからってのが有るのかもしれんけど、女子が目立つ。っていうか校舎に女子トイレが出来ててちょっと驚く。あと何故かエレベーターもあるし。共学化しても総じてつまらないままで、そこは安心のクオリティ。


看板はさすがに製作から10年も経って、風格が出てきた気がする。某氏は「ニスとかで防腐処理しとけばよかった」と言ってたけど、私はあれで良いなぁ。それよりも字を…あの下手くそな字を…。いや、それこそどうしようもないことだけど。
あと、ついでに道場の様子も見ていった。周りに植物が生い茂ってた。
「門」は健在。「遺書」に「耐用年数13年」と書いてあったのは、たしか材料を買ったときに、当該材料の耐用年数がそんなだったからの気がする。雨除の軒としての趣旨は伝わってるらしく、破損した波板部分に新しい波板が乗せてあった。
あと重要な自分用メモ。畳は175cm×87cm×44枚。この畳はおそらくプレハブ道場建立以来のものだろう。硬いし段差もあるし、共学化したのだからやわらか畳にしても良いんじゃないかと思ったりする。今年が50周年のはずなので、今年は無理だけど60周年に「還暦記念」とか銘打ってOBで金を集めて寄贈できないかなぁと思ったりした。OB名簿が無いので困難があるけど。
これ、昔、柔道場の畳の中古でと思ったら大きさが合わなかったんだよねー。どうも今検索したところ、柔道場が関西間(1820mm × 910mm)で、合氣道場は関東間(1760mm × 880mm)ってことだろうか。1cmは測定誤差と考えて。


文化祭はさておき、やることもないので勾当台公園に行って24時間テレビのステージを見てきた。
なにやらテクプリなる、仙台出身中高生テクノアイドルグループが踊ってた。『青葉城恋唄』のテクノバージョンとか。参考動画を下に掲げる。この動画では生声も入ってるっぽいけど、昨日のステージは口パク。あと5人組みたいだけど昨日は4人だった。

で、なんていうか。
曲もダンスも、驚くほどPerfume意識しまくり。なにせ2曲目の曲名が『チョコレート☆デスティニー』。「チョコレイト・ディ」まで聞いてカバーかと思ったら、ラスト3文字でずっこけた。
まぁそれはいいんだけど、今時AutoTuneを標準設定で曲中ずっとかけっぱなしみたいなセンスはいくらなんでも…。そこにはドジョウはもう居ませんよーって気分になってしまった。。
ただ、平均年齢14歳だそうで、そうすると小学校高学年から中学1〜2年生の時にPerfumeがブレイク。であれば、「私もあれやりたい」っていう衝動を抱くのは順当ともいえる。それをそのままデビューさせちゃう大人の側はどうかと思うけど。セカンドロー*1にも程がある。
仙台のみならず全国進出を目指すんだそうな。これまでシングル4枚、シングル曲+青葉城恋唄を収めたマキシ1枚をリリースしているそうだけど、CDが仙台ですら売っていない。えー。
あまりにAutoTuneが気恥ずかしいので他の曲は買う気がしなかったけど、青葉城恋唄は欲しいと思った。数年前の朝日新聞日曜版「うたの旅人」で青葉城恋唄が紹介されたとき*2にこの曲の由来を書いてあったけど、手抜きの曲がヒットしただけあって、メロディーラインに力がある。
ところがどっこい、他の4曲はiTunesStoreで配信してるけど、青葉城恋唄だけは配信してないんだなぁこれが。残念。
県内でCD買えない(通販のみ)、着うたも配信してない、ついでに昨日のステージ周辺でも物販なし*3。売る気がないのか売るノウハウが無いのか。

門戸は広く開かれているべきだ。しかし、それは給費制に直結しない。国民が負担を引き続き受け入れるとすれば、法律家がそれに見合う働きを目に見える形でする場合ではないか。
弁護士が足りない地域で一定年限以上働き、住民の生活を支える。国選弁護や法律扶助事件に地道に取り組む。高い報酬は期待できないが、こうして公のためになる仕事をした人については、貸与されたお金の一部または全部の返還を免除する。そんな支援制度であれば、多くの国民も納得するだろう。公益を進んで担う法律家を育てる効果も期待できる。
朝日新聞2010年8月29日付け社説

つまりそれは「タダ働きしたら借金を帳消しにしてやる」という主張だわな。
「タダ働き」というのは標語的な強調表現だけども、他の仕事に代えて安い働きをしろというのだから、マイナスの労働を求めてる点で本質はタダ働きと同じ。それでは返還を免除してるのではなく、労働によって返還しているに過ぎない。つまり、朝日新聞は、実質ゼロ回答を社説として打ち出したわけだ。*4
朝日新聞経済状況も進路も様々な修習生を一律に手厚く遇する必要があるのか、疑問だというが、「経済状況」が異なるとはどういう事であろうか。司法修習生は全員が、職務専念義務によって収入の道を閉ざされている。当人の収入が一様である以上、ここでの「経済状況」とは、要するに齧る親のスネの太さをいうわけだ。修習生は親の扶養を受ける、大学生みたいなものだと思っているのである。
さて、朝日新聞は税金を払う国民(である朝日新聞)が納得しないので給料を払いたくないという。
しかし、本来は誰でも行ないうる弁護活動を有資格者に限定し国の管理下に置くのが弁護士制度だ。それは三百代言を禁止し国民の利益を増大するためのものだ。そして弁護士資格を得るために修習を受けなければならないのは、国民の利益のために国民が作った制度のためだ。国民がより良い人材を確保するという自分たちの利益のために、司法修習制度を設け、義務を課した。これは企業における研修制度と同じ構造だ。弁護士以外の2者では研修としての性格はより一層明確である。
「研修期間中は会社の利益になっていないのだから、給料は払わない。」
まったく、大した経営者様である。

*1:Second Loach 二匹目のドジョウ。英語にしたら無駄にカッコよくね?

*2:参考:BS朝日でのTV版放送

*3:知名度を上げる段階であれば「今日の売上は原価を除く全額をチャリティーに寄付します」とか、そうでなくとも「売上の10%を募金します」とかやったら良いのになぁと思った。

*4:その一方で、そのような「公益活動」には税金から金を出す価値があるというのである。それなら借金のカタに働かせるのではなく、公益活動そのものに補助金を出すのが筋だろう。そうすれば経験の少ない弁護士のみならず、経験豊かな弁護士をも公益活動に呼び込める。