カーリング チーム沖縄に できたなら
名前はきっと チームあわもり
詠み人知らず(←責任逃れ)


句読点、公文書は「,」「。」らしい。言われてみれば、確かに手元の問題とかもそうなってる。
で、個人的には微妙に信念をもって「、」「。」を使ってるわけですよ。
どーしよっかなー。
横書き句読点の謎】(PDF。渡部 善隆(九州大学情報基盤研究開発センター助教授)、1995年)
↑がけっこう面白かった。
まず、又引になってしまうけど、そもそも縦書きに於いても日本語の句読点の誕生は新しいという話。

現代日本語の書き言葉では,「、」や「。」などの句読点を打つことが,一般には当然のことと考えられている.しかしながら今日のような句読法が定着し始めたのは,明治20年30年代の頃であって,その歴史は驚くほど浅いと言わねばならない.
例えば,それ以前の明治18年に出版された坪内逍遥小説神髄』には,句点,読点が使われていない.
『日本語解釈活用事典』

(だから大審院判決は読みづらい。)
そうであるならば、そもそも「正しい句読点」などという観念自体が怪しげなものだということになりそうだ。まぁ文系世界はそういうものだけども。
どうやら国語審議会の基準によれば横書きは「,」「。」であるらしい。ただ、読点が何故「、」ではなく「,」なのかは、どうも説明が無いらしい。しかも、横書き版官報さえもこの基準に従っていないらしい。
で、この基準は文部省が中心になって作ったものであるけれど、上記原稿が書かれたのは1995年。今はさらに状況が変わっているらしい。

ちなみに、文部省においては横書きは「,。」で墨守されていたが、文部科学省への省庁再編時に科学技術庁の職員から不便であるとの苦情が寄せられたこともあり、公文書でも文書中で統一が取れているならば横書きでも「、。」でよいという内規にされた。

句読点 - Wikipedia

ところでなんで私が横書きでも「、」を使っているかというと、それは英語の「,」は「、」とは意味が違うから、という理由。日本語は語順も適当なら区切りの位置も適当で、読点は文節の間ならどこに打っても問題ない(とかいいつつ読点を打つ位置はけっこう気を使うけど)。他方、英語のカンマは節の区切りか列挙の時にしか見たことが無い。ので、多分、カンマを打つ位置はそれなりのルールがあるものと認識されているんだろうと思う。
でもって、そういうわけだから私は普通の読点は「、」を用いてるんだけど、実は手書きの場合には(たまにPCの時も)、列挙するときには「, 」(半角カンマ+半角スペース)を使ってたりする。
あと、単語の区切りが不明瞭になりそうなときには文字間隔を開けて書いてたりもする。これはPCで「わかち書き」やっちゃうとわざとらしすぎるから、専ら手書きでしかやってないけど。PCで単語区切りが分かりにくい時は、漢字かなの交じり具合を調整したり表現を改めたりする。
だからどーしたっていうか、あくまでくぎり符号は修辞,つまり「飾り」なので,そんなことより中身をしっかり書けということなんですが。