なんでもBluetoothは既にver3.0と4.0という規格が公表されていて、前者はやや高速通信、後者は低速通信用らしい。
3.0だと20Mbps以上出るらしいので、このバージョンになれば、例えば通信速度の都合で無線LANが流行しているプリンタや複合機Bluetoothになるかもしれないし、音声ならCDと同品質を無圧縮で送っても断然余裕(2.0では、数値上はOKだけど現実には無理とかいう感じらしい)。無圧縮で送れるなら、エンコード・デコードも不要になるのでレイテンシ削減にも役立つ?
あと通信のレイテンシも2msになるらしい。今でも十分にレイテンシを抑えた機器が出てて、だからこそゲームのコントローラー(Wii)にも使われてたりするんだけど、3.0ならどの機器も大丈夫となれば心強い。2msなら音楽制作でも問題無いだろうし、っていうか高性能な液晶の応答速度が4msくらいだから、画面より音が先に出る。
まぁ、いうても手元のMac miniやiPodTouchは2.1だから恩恵は受けられないんだけどさ。
今月号のMac Fanは、先取りテクノロジー2010と銘打っていながらBluetooth3.0には全く触れてなかった。
3.0対応機器も出てないし、普及は遠い…のか?でもAppleは無線好きで、MacBookAirみたいのもあるくらいだから、USB3.0なんかよりもBluetooth3.0の方が有望かも?


以上をまとめれば、3.0が普及するまでは見送りってことで。