襲撃のせいであまり機材が揃っていない学校。
俺様、放送用の機材の生きている部分を何とか組み合わせて運動会を影で支える。
表彰式、「ジェンダーレス賞」なる、性別を超えた活躍を見せた者(実質的に女性限定)に贈られる賞の候補者が次々と読み上げられるが、審査基準の都合で3人くらいに絞られる。
その一人が999の車掌さんなんだけども、そもそも車掌さん女だっけ?という問題が浮上。
俺様、車掌さんのコスプレをして車掌さんの服を脱ぐ。チャクラの力で服の中は光っていて見えない。
民衆、車掌さんは女だったんだと納得。
でもジェンダーレス賞は生徒会長が受賞。

いや、「初夢」は1月1日から2日にかけての夜に見る夢をいうとする説を見たので。
でも、そのような慣習があったとしても、それは時間・日付の概念が今と違った時代、一日が朝から始まる時代、それゆえ「大晦日から元日にかけての夜」は未だ大晦日として認識されていた時代の話であって、時計によって時間が区切られる現代では、やはり年が明けた後に最初に見る夢こそが初夢になるのではないかとか考えたけど、まぁどうでもいい。
それよりも、起きてから気付いたんだけど、服の中が光ってて良く見えないのは車掌さんじゃなくてメーテルだったような。いや、メーテルの服の中も、鉄郎側から見えないだけで、相手方には見えていたはずだけどさ。車掌さんの服が脱がされた事もあったけど、あの時はどうなってたんだっけ。


年末年始を過ごす用にGEOで漫画をたくさん借りていたんだけど、おおかた読み終わってしまったのでまとめてつらつらと。
NARUTO』21〜40巻。面白いなぁ。ワンピ・ブリーチと比較しても、一番ジャンプっぽい漫画のような気がする。イヤ、ワンピあんま読んでないんだけどさ。ワンピも、映画見た勢いで読みたいんだけど、借りられてたので。
のだめカンタービレ(23) (KC KISS)のだめ最終巻。もっと派手な終わり方するかと思ったら、意外に静かなラスト。朝帰りを指摘されて赤らむ千秋先輩は意外とウブ?ふと思ったけど、最終回なら結婚式とかやっても良いんじゃないかと思ったけど、それすら無い、本当に地味なラストだった。まだ続いて良さそうな気になる。
オールラウンダー廻(1) (イブニングKC)オールラウンダー廻(2) (イブニングKC)オールラウンダー廻。ヤクザである父親に久々に再開したと思ったら、直後に、組の金をちょろまかしたことを理由にドンに殺され、仇討ちのために修斗総合格闘技)を覚えるも、仇であるドンが獄中で殺されていたことを知り、目標を見失う。っていう幼馴染がいるけどあまり関係がない高校生が主人公の修斗漫画。アマチュア修斗
主人公の廻君はこれといった特徴の無い人だけど、食らった技を勉強して自分の物にする才能(?)の持ち主。
廻君は基本的に未熟なので、まず相手の技を奇麗に食らってしまう。ので、ある総合の技術が、まず教科書通りというか理想的な形で紹介され、それが後に廻によって多少不格好に実践で使われるという流れになっている。技の見本として面白い。
これといって派手な展開がある訳でもなく、総合の技術に興味のある人以外には、あまりお薦めできないかもしれない。でもこれ読んでて、やっぱ総合やりたくなった。もういい歳だけどさ…。んでも、作中で紹介されてるプロ練のメニューを見てると、流石にガチで上を目指すような取り組み方はムリだにゃー。
Deep Love[REAL](1) (ヤンマガKCスペシャル)影のある少年がホストとしての才覚を発揮する漫画。エロ系。17巻くらいまで連載が続いてるから面白いんじゃないかと予想して1巻だけ借りてみたけど、安っぽい天才少年が女をこましてるだけで、特に面白くは無さそうだ。
原作の小説があるらしく、また、少女漫画版のコミカライズもあるらしい。こういうのは少女漫画の方が面白い気がするので、そっちは懲りずに読むかもしれない。
カノジョは嘘を愛しすぎてる 1 (Cheeseフラワーコミックス)カノジョは嘘を愛しすぎてる 2 (Cheeseフラワーコミックス)カノ嘘。後から知ったんだけど、『僕は妹に恋をする』『僕の初恋をキミに捧ぐ』の人の作品だったみたい。ケータイコミック1話無料で読んだら面白かったので、単行本も借りてみた。当たり。
どこが面白いかっていうと、主人公の秋君がMac使いな事*1。じゃなくて。ミュージシャンの葛藤が良い感じ。男がみんな格好いい。
秋君が天才アーティストなのはキャラ設定上当然であって気にならないんだけども、秋君が何も考えずにナンパしたマッシュが天才なのは御都合主義が過ぎるように思う。マッシュをアーティストにする意図が最初からあったのなら、出会いもそれなりのエピソードがあった方が説得力がある気がする。でも、そこさえ目を瞑れば、良い感じにドロドロしてて面白そう。
ちはやふる (1) (Be・Loveコミックス)ちはやふる(6) (BE LOVE KC)ちはやふる1〜6巻。えらく評判がいいし、1巻を前に読んだ時に面白かったし、正月だし、ということで借りてみた。
一部では少年漫画だなどという評価もあるみたいだけど、少年漫画としても十分通用する熱い展開を持ってはいるけど、あくまで少女漫画。つまり二刀流。強い。
千早の、頭は悪いが感じ(耳)が良いという特徴が、札の減った後半に追い上げる展開に繋がり、スポーツ漫画として熱い展開に繋がっているのが良い。
百人一首カルタの、男女が同じ土俵で競うという特徴が、仲間だったり目標だったりしながら恋愛絡みの展開に繋がり、少女漫画として熱い展開に繋がっているのが良い。
ヒーローとヒロインが同じ種目をやっているスポーツ漫画はいくつかあるけど(『エリアの騎士』等、週刊少年マガジンに多い)、本当の意味での男女混合種目で戦うのは珍しく、面白い素材だと思う。で、その素材を上手く使ってる。あと、千早が今のところどっちにも恋愛的な意味でなびいてないのが良いね。恋愛要素が薄く、8割方はスポーツ漫画なので読み易い。
12歳からの秘密 (フラワーコミックス)『12歳からの秘密』。表題作を含む短編集。作者はCheese(含む別冊)のエロ系漫画の超新星、みたいなポジションらしい。今Cheese本紙でやってる『少女の時間』が面白いっぽいので、作者に興味がわいたので借りてみた。ちなみにこの単行本の表紙の小娘が、『少女の時間』の主人公。
この作者、捻りを加えた作品を描く場合の、捻り方がツボだなぁ。人間性が曲がってる感じがして素敵。


総評。DeepLove以外は当たり。日本の漫画は次々と面白い新作が出て来てすげぇなぁと思う。

*1:そういえばのだめのヤドウィもMacの気がする。