連鶴(口)

ここ数日、話題の都合で違う画像を貼っていたのでやっと貼れた。画像は練鶴ループ型。


id:shiumachiさん宛の私信。
標準偏差を計算してみたけど期待していた結果になりませんでした。
で、ここに至ってようやく標準偏差の意味を調べてみたんですが、要するに普通に標準偏差をとっても駄目です。
どうやら標準偏差は分散の正の平方根で、分散は、相加平均と各値の差の二乗の相加平均です。
したがって、値のスケールが大きければ標準偏差は大きくなります。例えば[10,100]という集合の標準偏差は63.64、[20,200]の標準偏差は127.28になります*1
つまり、テストの点のように常に0〜100の間に分布するならともかく、そうでない値については、普通に標準偏差を求めると、スケールの変化が反映されます。
そして、社会の格差は円を基準にするのではなく比率が基準になります。
で、昭和54年時点の勤労者世帯平均月収は326,013円、平成17年では524,585円ですから、スケールが約1.6倍になっていると考えられるわけで、標準偏差も、自ずからそれに見合ったズレが生じる事になります。


というわけで、こうしたズレを捨象するべく弄ったデータで標準偏差を計算すれば良さそうな予感。
問題はデータの弄り方で、さしあたっては「平均月収が100になるようにする」というのを考えているんですが、なにせ統計は素人なんで、何かより適切な手法があれば教えてください。


ところであのRFCの規約は何のためにあるんだろう。つまり立法趣旨の問題。
@よりも前の部分について、split(".")で処理するなんてケースは全く想像つかないし、それ以外の処理はもっと想像つかない。
法律家というと、もしかすると世間的には、規則を見つけて条文を盾に突っかかっていく人たち、というイメージがあるのかもしれないけど、むしろ規則の意味に基づいて合理的な解決を図るのがキモだから、違う。「このケースはこの条文が想定するケースではないからこの条文は適用されない」とか言ったりする。
で、RFCのアレの意味は、何?まさか無意味な制約という事は無かろうけど…。

*1:計算はOOo(というかNeoOffice)の表計算にやらせてる。このサイズなら手で計算できるけど手抜き。