今更ながら皆殺し編まで終了。…なんだよ、まだ完結じゃ無いじゃん。祭囃し編持って無いじゃん。どうすっぺが。
で、ね。
TOMY殺しの犯人は当たってたんですよ。「解れ」が解けたおかげで。
「いくつ問いを見つけるか」という観点、動機の詮索を敢えて避けたのも間違いではなかったろうと思います。あと問題を昭和58年の事件に絞ったことも。
でも…そりゃ無いぜ!
例えば子供の足音。まぁこれは解かなくても良い問題だったと思うからいいんだけどさ。
超常的存在を「あり」にしてしまうと、全て超常現象でも良い事になっちゃうじゃん。そうすると、どこまでを可能的現象にしてどこまでを超常現象にするかってのは作者がいくらでも決めれることになっちゃう。見えない存在がアリだったら、綿流しの晩に会ったのが幽霊でもいいじゃん。
いやまぁ、羽生のことは良いんですよ。解くべき謎ではなかったから。東京関係の話も良しとするよ。
でもさぁ、あの死因はズルくない?
風の噂で聞いてたけど、いや、でもねぇ、こうしていざ目の当たりにすると…。
正解率1%の「1%」がどんな解答だったのか知りたい。


まぁ良いけど。だから以下は『恥曝し編』、つまり間違い推理。
TOMYと鬼隠し編の圭ちゃんの死因、首を掻きむしって死ぬ、だけどね、私は、狂ったのではなく、理性的に「血管を破らないと死ぬから血管を破った」と考えました。
そこで考えたのが猫草(ストレイ・キャット)。つまり、殺害手段は空気注射で、だからやられた人は血管に穴をあけて空気を出さないと死ぬ、と。空気だから薬物反応も出ない。
まぁこれを頸動脈でやるってのはちょっと無理のある話だったかもしれません。
あと、圭ちゃんが「殺される」理由が解らないのも欠点。だけどTOMYの時に動機は無視するって決めちゃってたから。
他にも、祟殺し編で大災害から圭ちゃんが生き残ったのは、落下で仮死状態にあって呼吸が殆ど止まってたから、とかね。
これもまぁ、寒い所なら冬眠する話もあるけど、夏の川原でこれってのはちょっと無理があったか。
TOMYへの集団による暴行については、考えても確証がなかったので無視してました。まさかねぇ…。


でも、まだ明かされてない謎があるよね?