「節子、それドロップやない、ホタルや!」


昨日だったかの朝日新聞朝刊で、ダンゴムシは普通ジグザグに歩くんだけど水で囲った中で歩かせてると水の嫌いなダンゴムシはストレスから普段は高い所は嫌いなのに高い突起の上に昇るという異常行動を見せて、心の発現だろうかみたいな感じの研究結果が掲載されていた。
そんで思い出したのが、単細胞生物だったか単なる細胞だったか多細胞の微生物だったかなんだったか忘れたんだけど、ストレス下に置くことで突然変異スイッチが入り、そうすると変異の確率が増す、みたいな記事。何で読んだんだかも忘れたけど。
突然変異記事では、突然変異によって多様性を生み出して新しい環境に適応できる個体が出てくる確率を高めようみたいなそんな感じの説明がついていた。
で、素人考えでごにょごにょするに、通常の戦略(通常の細胞分裂)では生存困難らしい状況(ストレスが閾値を超えた時)に、生存を図るために、何でもいいから異常なことをする、という戦略ではなかろうか、みたいな。
ゲーム理論もどきを持ち出せば、ある個体の生存の期待値を数字で表すことにして、
通常戦術:0, 異常戦術:random(0〜10)
という状況下では、破れかぶれでも異常戦術を採った方が希望がある、だからこういう場合には異常戦術を採るというのが合理的な戦略になる場合がある、と。
この場合、異常戦術=パニック行動は戦略的行動として理解できるんじゃないか、と。「戦略的パニック」とでも呼んでしまおうか。
もちろん 通常戦術:0 でなくても 通常戦術:0.00001 でもいいけど。異常戦術から得られる平均期待値は低そうだから、ちょっとのストレスですぐにパニックを起こしては効率的ではない。
そんで、単細胞生物ならこのパニック行動は突然変異の誘発という形で顕われる。
でも複雑な生物ではすぐに変異個体を作ることはできないわけで、だから個体の多様性ではなく行動の多様性で解決しようとする。
これが社会性のある生物なら、異常戦術を採るよりも期待できるような新戦術(=模範戦術)を見つけた仲間の行動を模倣するという戦略が採れるから、模範が見つかればパニックは収束する。


以上の考えが間違っていることを示すのは、パニック時の行動があまりに画一的だということだ。
パニックが多様な可能性を試行錯誤するための戦略であるならば、パニックに陥った集団のメンバーの採る行動はバラバラでなければならないが、そうでもない。
まぁこの点は種としての利益と個体としての利益をミクロに分析してhogehogeすれば…とかできるけどさ。


それはさておき、上の説を昨日の朝日の記事に拡張すると、「『心』とは、種の多様性を確保し、以て種としての生き残りを図るための戦略的装置である」という結論になってしまう。
個人主義者な私としては、我ながら嫌らしい結論だなぁ。あぁ、でも中2病っぽくて良いかも。


してみるとホタルを食べるという行動も、食料が無いというストレス状況下での生存を図る、少なくとも人間という種としての合理的な戦略に基づいた行動なのである。
いかん、綺麗にこじつけられてしまった。こんなハズじゃなかったのに…。


ポリリズム』は2007-09-12発売ってかしゆかが言ってた。


生協の『野菜を食べよう!』キャンペーンの当選者が発表されてた
↑のページを開いた瞬間、この発表はねーよwwwと思ったけど、家に帰ってメール受信したらちゃんと当選結果がメールで届いてた。
残念ながら抱き枕はハズレ、『キューピー ピンバッチ』に当選でございます。いらねぇ。
商品は7/17以降に中央食堂で引き換えだそうな。


http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news.php?k_id=36000310707100001
2chでは脊髄反射で叩かれまくってるけど、その要因の一つにはこの記事を書いた記者の頭の悪さがあるわな。
まずこの候補者は在日コリアンではなく朝鮮系日本人だ。
あと、彼が外国人地方参政権を訴えていることの前提として、外国人に国政参政権を与えるのは憲法違反、地方参政権については国会の裁量、という最高裁判例があることにも触れておくべきだったろう。
2chのレスの圧倒的大多数は、この事を知らずに、国政選挙権の話であるかのように叩いてる。まぁ集合知なんてのはそんなもんだけど。
それはそうと外国人の日本国内での選挙運動ってどうなんだろう。内政不干渉を考えれば禁止すべきだとして、現行法では禁止されてるんだろうか?
もし禁止されてるとすれば、記事の下関市在日コリアンにとって、今回の参院選はこれまでにない選挙になりそうだという表現も適切とはいえないだろう。