心理研究家 ゆうきゆう監修 マイニチココロビクス DSセラピー
カマツカオリ作画のゲーム(?)が発売しちょるけん。ばってんDS持っとらん。


久しぶりに二教かけた。日常生活で関節技をかけるような状況って少ないなぁ。
某さんが「合気道見せて」いうから某にかけたんだけど、久々だったから、抑えたつもりでも手加減が足りなかったかもしれない。ごめんね。
っていうか二教なんて合気道じゃないんじゃないかと思うけど、場所を取らず、誰にでも効いて、手加減がしやすい技っていうと、やっぱこの辺になっちゃうかなぁ。


共犯の従属性説にまつわる議論で、「正犯は構成要件に該当するが違法性を欠くが共犯は処罰に値する場合」の具体的な例が思い付かなかったからしばし考えてみた。
その件について某がシケタイの一節を指し示してくれたが、それは「正犯なき共犯」の例として挙げられていた「犯人に罪証隠滅を教唆した場合」という物だったんだけど、こいつは構成要件に該当しないからちょっち話が違う感じ。
で、思い付いたのはこんな感じ。

Xは甲から急迫不正の侵害を受けていたところ、日頃から甲を嫌っていたYは、殺傷能力を持つように改造したスタンガンをXに渡し、Xはそのスタンガンで防衛行為を行ったところ、甲が死亡した。

Xには正当防衛が成立する*1が、Yは悪いやつだから幇助として処罰に値する気がする。
…でも、これってXを道具として利用してるからYの間接正犯でOKの気がする。
ついでにこんな例も考えた。

Xは宇宙人Zから急迫不正の侵害を受けていたが、実は宇宙人Zは人間だった。Zの正体が人間であると知っているYは、しかしそのことを秘してXに光線銃を渡し、Xはその銃を使ってZを殺害した。

これも事例としては上と一緒。ちなみにXの防衛はXの内心では対物防衛だし、侵害を受けていなかったとしてもXの故意は器物損壊にとどまるんじゃないかと思うけど、まぁそれは置いといて。


で、何がアレかと言うと、大谷せんせが刑法講義総論で制限従属性説に対して

正犯の行為の違法性が認められても共犯を不可罰とすべき場合がある。逆に、正犯の違法性が阻却される場合(例えば、正当防衛)、常に共犯が不可罰となるわけではない。 (409頁)


例えば、殺人を教唆したところ正犯者が正当防衛として被害者を殺害した場合、正犯の実行行為はあり、その違法性は阻却されても法益侵害の結果は生じているから、それらに従属させ共犯を認めることは可能なのである。 (410頁)

などと書かれてるんですけど、この、適法行為の共犯に違法性を認めるべき場合の例が今いちピンと来ない。
共犯の処罰にあたって正犯の違法を必要条件*2にしても良いんじゃないかなぁみたいな、そんな気分。


あと、極端従属性説みたく責任も従属させるのは好みじゃないなって。これはたぶん、私は責任を属人的な要素だと思ってるからなんじゃないかと。


こんな事を考えるのも、大谷せんせの教科書が解りやすいからだ。
理解できない問題については悩むこともできない。


ところで行為共同説と犯罪共同説のあたりは、その後の細かい問題を考える基礎になる部分だから、ちゃんと理解するまで悩んでも良いんじゃないか、と、勝手に思っておく。伊藤真もそんなこと書いてたし。

一方、この日の諮問委では、選任の際に「絶対に死刑を選択しないと決めているか」「警察官の証言を公平に検討、判断できるか」などとの東京地裁が作成した裁判官からの質問案も紹介された。「公平な裁判をするため主義・主張にとらわれず、現行法の枠内で判断してほしい」などの観点で作られたが、思想・信条にかかわる内容だけに論議を呼びそうだ。
http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20070523-203148.html

裁判員の選任に際して、死刑についての見解を尋ねるという話。
思想信条に云々っていうけど、これを質問しないと、同じ犯罪でも裁判員の当たり外れ次第でえらく違う刑になりかねないわけで、民間人を選任するんなら訊かなきゃいけないよなぁ。
でもこれって、信条の表明を強制されない自由を侵害するから憲法問題になりそうだなぁ。
裁判員制度なんてやめときゃいいのに…。


WebKitRegExpの件についてあとで書く。

var hreg = /[ぁ-ん]/;

var hiragana = "あいうえおかきくけこさしすせそたちつてとなにぬねのはひふへほまみむめもやゆよらりるれろわゐゑをんがぎぐげござじずぜぞだぢづでどばびぶべぼぱぴぷぺぽぁぃぅぇぉっゃゅょゎ";
var isOK = true;
for(var i=0; i<hiragana.length; i++){
  if(!hreg.test(hiragana.charAt(i))){
    document.write(hiragana.charAt(i) + "<br>");
    isOK = false;
  }
}
if(isOK)
  document.write("It's OK!");

っていうコードを書いて試してみた。
全てのひらがなについて、一文字ずつ、「ぁ-ん」に含まれるかチェックする。
含まれないケースがあったらそれを表示、全部含まれてたら It's OK! と表示する。


…何だよ、上手くいきやがるじゃん。じゃ何で上手くいかなかったんだ?
まぁいいや。一文字ずつなら問題ないのなら、一文字ずつ処理をすればいいや。

*1:しないかも。過剰防衛の責任(故意)阻却かも。

*2:十分条件でなくて。