レンタルしてた漫画の感想をごちゃっと。
うわさの翠くん!! 3 (フラワーコミックス)うわさの翠くん!! 10 (フラワーコミックス)うわさの翠くん、最後まで。
要約するならば、司くんが孤独から依存を経て自立する物語。ついでに主人公の翠ちゃんとか司の後釜になるカズマとかが出てくる。面白かった。
エピローグには不満で、高校全国1のツートップの片割れが、島に戻って家事手伝い(?)したり、もう一方は男漁り目当ての女子マネがいるようなチャラいサッカーサークルに入ったりしてて、勿体無いっていうかなんていうか。結婚後に島で暮らすにしても、何の仕事なのかもよく解らないし。
それなら翠ちゃんはなでしこに入ってヨーロッパ遠征して司と再会して欲しい。
あともう一点不満なのは、翠ちゃんがぜんぜん男装じゃない点。サラシ巻けよ。胸大きすぎるだろ。っていう感じ。
ただ、男装してライバル校に入るという設定の妙で、(元)恋人兼ライバル(や、チームメイト兼片思い)になるのが、良かったと思う。
ところでふと思ったんだけど、少女漫画って10巻以下で終わるものが多い気がする。まぁ、ガラスの仮面とかふしぎ遊戯とかっポイとか、例外も多いことは多いんだけど、そういうことじゃなくて、人気作であっても、少年誌にありがちな連載延長圧力がかからないためか、きちんと物語として完結する物が多い気がする。
そんで、10巻までで、大体2年くらいみたいだ。
考えてみると、恋愛が主題の漫画で、読者もそのような年齢だとすれば、あんまりズルズルと長引いたら読者の共感が得られないのかもしれない。
少女漫画には少年漫画と違う生態系が成立してるんだなぁ。
で、翠くんが面白かったし、作者仙台人だし、前作も人気作だったみたいだから、萌えカレを借りてきた。
やりすぎコンパニオンとアタシ物語 (ヤンマガKCスペシャル)略称『ヤリコン』。
下ネタ漫画で、あんま面白くなかった。馬鹿エロという路線はユリアや暴想処女と同じなのに、なんでヤリコンは妙にセクハラおやじ臭が漂うんだろうかと思ったんだけど、それは女の子のあり方の違いなんだろうなと思った。馬鹿な道具として描くか、馬鹿な生き物として描くかの違い。
アオイホノオ 1 (ヤングサンデーコミックス)アオイホノオ1巻。
燃えよペン私小説であるのに対し、これは自伝の体を取った他伝。庵野秀明に興味があるなら読んでみると良いと思う。にしても、主人公、何もせんなぁ。いや、のちのち実写映画化までされる作家になるんだけども…。
ギョーカイ漫画なので、サブカル業界に興味の無い人にはお勧めできない。でも面白い。
オニデレ 1 (少年サンデーコミックス)オニデレ1巻。
原始的意味におけるツンデレ漫画。ここで「原始的意味」というのは、(多くの人が、ツンデレの定義を問えば「普段はツンツンしてるのに(ry」と答えるにも関わらず、)現代的意味におけるツンデレはこれとは異なるため、殊更に区別する趣旨。「現代的意味」の対義語は、普通は「古典的意味」であろうけれど、ツンデレの意味の変化は非常に早かったので、古典的意味で使われたことがあまりないから「原始的」。「意味」より「用法」の方が良かったかもとか思ってるけど、まぁ、そんな話はどうでも良くて。
読んでてノホホンとする。でも、一歩引いて考えると、恋愛を戯画化した物語を非モテが読んでニヤニヤしている様は非常に気持ち悪い。まぁいいや。今更だし。
あとはワンピも借りたけど、ワンピは先の巻が借りられてるため、一度にはたくさん借りられない。ううむ。


そんな感じ。少年漫画・青年漫画は自分である程度発掘するからいいんだけど、少女漫画は手がかりが無いので、面白く,かつ,GEOにありそうな物をだれか紹介して欲しい。
「少女漫画」だと幅が広すぎるのでアレだけど、個人的な好みとしては「男が読んでも大丈夫」みたいなのじゃなくて、ありえない理想的な男が言い寄ってくるような話が好き。



条文読み上げMP3、さすがに1万円はなーと思って、したら、いっそ読み上げソフトに読ませてみてはどうだろうか、ちょうど最近『月読ショウタ』VOICEROID 月読ショウタとか話題になってたし。とか思って軽く調べてみたんだけど、ショウタ君の読み上げはウザくて実用的じゃないしなーとか思ってたんだけど、エレクトロニクスのTOSHIBAが、無料で読み上げてくれるWebサイトを作ってた。
http://tospeak.toshiba.co.jp/
で、それに読み上げさせてみたのが上の動画。ほとんど調整してない。すごくちゃんと日本語になってる。
ただ、一度に変換出来るのは読みで1000字なので、国賠法ですら1回では3条1項までしかいけなかった。そうすると、まぁ、あんま実用的な話ではない。
でも、これ、欲しいなー。