楽天勝利ですわ。まさか西武の表ローテ相手に勝ち越すとは…。
あとベガルタも勝利。で、ベルマーレが破れたので(コンサGK!)3位以下と勝ち点4差が付いた。昇格が見えてきたぜ。
J1ではモンテディオがもしかしたら残留するかもしれないので、東北ダービーがJ1で出来るかもしれない。


あと朝青龍優勝!
いやぁ、世間ではヒールだけども、私ゃ朝青龍好きなのよ。小さいのに早さと技術と精神力で勝つ。
優勝しても絶対に認めませんとか言ってる内館横審委員は、文句があるなら自分で血反吐吐く稽古して優勝しろってんだ。
ところで、この、稽古量問題。
稽古量が少ないと言われる朝青龍が、白鵬以外の力士じゃ止められない現実。
で、ね。思うのは、稽古量の「少なさ」が朝青龍の強さの源じゃないかと。
大リーグなんかは顕著だけども、練習量には適量があって、オーバーワークは有害無益というのが昨今のスポーツ業界の常識。高校野球なんかでも、馬鹿な精神論を振り回す指導者が減ったおかげで、近年は野球人口の減少にも関わらず、一昔前の「10年に一人の逸材」が毎年排出される状況になってる。
その上、オーバーワークを強いる指導者が持ち出す精神論も、集中力で朝青龍に劣るんだからどうしようもない。(というか、長い稽古は、数秒で決まる相撲に必要な精神力を鍛えるのに有効だろうか?)
しかも、昔は「一年を十日で暮らすいい男」と言ったりして、つまり相撲は年1場所、1場所10日間だった。そういう時代ならば直前に激しい追い込みもあろうけれども、今日のように休み無く場所を渡るのであれば、怪我の完治も難しく、怪我をかばってはベストな稽古も積み難く、コンディションも落ちようというもの。
相撲において競技性よりも神事性を重視するなら、宗教的儀式の一環として非合理的な稽古を行うのも良いかもしれんけれども、そもそも相撲が神事たり得るのは神の娯楽として耐えうる競技性の故なんだから、競技としての質を落としてまで「稽古」をするべきじゃないような。


あと、それでも私はヨイコノミライはオタク漫画だと思うのですよ。
オタク界隈こそ、「消費者」とモノを創る人間の身分の違いが顕著に現れる。
世の中の大抵の活動ってのは自分がプレイヤーになるんだけども、オタク界隈は特殊な部類で、何もしない人間が我が物顔で跋扈する。
「作らない」で誤摩化せた集団が、井之上の暴走によって「作れる」「作れない」に分断される。まぁ当の井之上は作れないことを自覚してなお偉ぶってますが。
できないのに出来るフリのデモンストレーション*1が暴かれて抉られるのは、それが通常暴かれない世界=オタク界隈だからこそ。
あれが漫研じゃなかったら、あんなに簡単には壊れないと思うわけです。

*1:青木が桂坂に投げた言葉の二人称はアナタ「達」と複数形だった。