アンチ阪神ファンなのでニヤニヤしてしまう。あと虎前氏には悪いが広島頑張れ。これは判官贔屓


http://ascii.jp/elem/000/000/167/167345/
MacPeople 2007年12月号の転載記事。成蹊大法学部の民法著作権法の教授の連載。
タイトルは「著作権」だけど、中身は違う。なかなか良い事書いてある気がする。

ではもしその交差点で右折が禁止されている場合、法律家はどのような解答をするのが望ましいだろう。
まず第一に、「右折できないよ」と明確に答えることが重要だ。しかし、それだけで終わったら、法律家のアドバイスとして不十分。なぜなら右に行きたいあなたが欲しい情報は、どうやったら右に行けるか、だからだ。
そこで、それに続けて、「だけど、100m先まで行ってUターンしよう。そこから戻ってきてこの交差点で左折すればあの道に行けるよ」と言うべきだ。
(略)
言い方を変えると、法律家の仕事は、「やってはいけない」行為が列挙されている法律を、「これはできる」や「こうすればできる」に翻訳することだ。「できない」を「できる」に的確に翻訳できるのが真の法律家なのである。ネガティブな規定をポジティブな表現に変換するのだ。

原理原則論を振り回すのは書生の仕事*1。たぶん、企業法務なんかではこっちの方が大事かも。

*1:書生は無職の美称なんだから「仕事」という言葉は変だが。