刑法予想問題

西暦20XX年、世界は核の炎に包まれてはいないが、中国軍の台湾近海での軍事演習を受けて、台湾近海に自衛隊イージス艦が展開し、日中関係が一時緊張した。日本が台湾寄りの動きを見せたことに腹を立てた中国人留学生Xは、日本の国会議事堂の前で、「台湾は中国の領土アルヨ」と叫びながら台湾の国旗を燃やした。この様子はテレビのニュースでも放送され、事態を重く見た台湾政府は、日本政府に対し、Xの訴追を請求した。
Xの罪責を論ぜよ。

  • 外国人は刑法92条1項の主体となるか
  • 「侮辱」の意義
  • 日本と国交のない国の国旗も刑法92条1項の客体となるか


参考答案
台湾は国ではないから外国国章損壊罪(92条1項)は成立しない。
Xには器物損壊罪および公共の危険を生じさせた場合には建造物等以外放火罪が成立する。
以上


ごめん、論点は適当っス。実際にいわれてるのは3番目の話だけだよね。


閑話休題


アウン・サン・スー・チー」を数字で書くと「2347」。
日本人は麻雀の影響か、2をリャンと読む人が多い。でもリャン=両のはず。北京語意外では違うかもしれんけど。


あと、旧商法の条文番号を問うのは教授の有する試験問題作成権の濫用(民法1条3項)で無効じゃないかと主張してみるテスト。